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アラーの使者
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アラーの使者 黄金バット 月光仮面 七色仮面
  「アラーの使者」は、「月光仮面」や「七色仮面」などの原作で知られる
  川内広範による原作である。漫画は九里一平が担当し、「冒険王」に連載された。
  しかし、当時単行本化された記憶はない。
  また、工藤市郎 の漫画でも出版されている。
  さらに、1960年7月から同年12月までTV放映され、主演千葉真一の
  アクションもあって
  子どもたちに大人気だった。
あらすじ かつて、中近東のどこかにカバヤン王国があった。
そのカバヤン王国の王族子孫として現存するのが、ココナツ殿下と
妹のマミイだった。

二人は、隠されたカバヤン王国の財宝を探し求めていた。

4枚の地図には、財宝のありかが記されてあった。
ところが、彼らと同じように、カバヤン王国の財宝を嗅ぎつけ、
財宝を狙う悪党が存在した。
それが紅蜥蜴団である。


王子たちは紅蜥蜴団に襲われ、危機に瀕していた。
その時、現れたのが白いターバンに白覆面の男だった。
そして、彼こそ、正義の戦士「アラーの使者」であった。
その正体は、日本人青年鳴海五郎であった。
鳴海五郎は私立探偵である。

その後、何度も紅蜥蜴団の襲撃を受けるココナツ殿下とマミイ
だったが、幾度となくアラーの使者のおかげで危機を脱することが
できた。

アラーの使者には決まり文句があった。

「このアラーの使者は、正しい人を守るためには、世界中の
どこにでも現われるのだ!」
TV放映では、全体が26話で構成されていた。


アラーの使者01
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アラーの使者
     恐怖の紅とかげ
     襲いくる強敵
話   悪魔の囁き
話   地獄への招待
話   恐るべき罠
話   卑怯なる陰謀
     幽鬼の呪い
     戦慄の魔人館
     闇に光る眼
10    奇怪なる謎
11    その仮面を剥げ
12    蕃族の挑戦
13話   砂漠の凱旋
14    吸血鬼の挑戦
15    新たなる魔手
16    第三の強敵
17    大いなる謎
18    果てしなき陰謀
19    影なき男
20    悪魔の挑戦
21    地獄の呪い
22    恐るべき策略
23    幽鬼の巣窟
24    妖魔の哄笑
25    卑怯なる罠
26    戦慄の大仮面

アラーの使者02
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世界観
「月光仮面」は日本の平和を守るために戦っていたし、
「七色仮面」も同様である。
たとえば、「月光仮面」は戦後復興期の日本を悪の手から
守るために、どくろ仮面らと戦った。
「七色仮面」も、完結編のサブタイトル「日本はねらわれている」
でもわかるように、日本が外資に狙われているのを七色仮面が
守ってくれた。

つまり、月光仮面と七色仮面の守るべき対象は「日本」だったので
ある。

それに対して、「アラーの使者」が守る対象は、「日本」だけで
なく「世界全体」であった。
アラーの使者は、世界の平和を守るために戦っていたのである。

それは、アラーの使者がいつも言っている言葉でわかる。

「このアラーの使者は、正しい人を守るためには、世界中のどこに
でも現われるのだ!」

まさに、世界中が彼に守られていたのである。 
ところが、世界はものすごく広い。日本一国だけでも、月光仮面や
七色仮面は四苦八苦していたのに、アラーの使者は世界中を守らな
ければならない。
しかも、たった一人で。


このころのヒーローは、ほとんどが単体だった。
だから、それぞれが神出鬼没で、獅子奮迅の働きをしないと、
日本の平和は守れなかった。
たとえば、「ゴレンジャー」のように5人でチームを組んで
いれば、それぞれが五大陸を分担して守ることもできたであろう。

しかし、アラーの使者はたった一人ですべてを管轄していたのだ。
大変な苦労だったと思う。


当時は、現在のように携帯電話もパソコンもなかった。
世界のどこでどんな難事件が起きて、どれほど大勢の人が苦しんで
いるのか、鳴海五郎はどうやってわかったのだろうか。
しかも、彼は日本の私立探偵である。ヒーローの正体が探偵と
いうのは、よくあるパターンだ。
その、一探偵が、日本にいながらにして世界某所の状況をすべて
把握するのは、神様でなければできないことである。

神様!
そう、アラーの使者は、神様なのだ!
「アラー」というのは、「アラ、ビックリ!」の「アラー」では
ない。
「アラー」は、イスラム教の神である。

イスラム教徒は世界中でもっとも多いといわれている。そういう
意味では、「アラー」は、メジャーな名前であり、世界を守る
ヒーローに相応しい名前だったかもしれない。
ただし、対象が子ども番組だっただけに、宗教色を出すのが
相応しいかどうかは別である。


つまり、アラーの神の使者であれば、携帯電話やパソコンを
使わなくても、世界の状況は瞬時にわかってしまうのだ。

では、原作者の川内康範は、なぜイスラムの名前を使ったのだ
ろうか。


あくまでも推測だが、過去にイスラム国家が日本を尊敬し、日本も
イスラム教を支援したことがあったために、「アラー」を付けたの
ではないだろうか。


たとえば、19世紀初頭、ロシアが南下政策をとった時代があった。
ロシアは支配地域を広げるために、中国やイスラム教徒の多い
中央アジアやトルコで、激しい戦闘が繰り広げられた。
ところが、ロシアが中国を支配下に治めようとしたとき、ロシアと日本の間で戦争が起きてしまった。
それが日露戦争である。
そして、日本が勝利し、イスラム国家がロシアに勝利した日本を
尊敬するようになったのである。

アラーの使者03
キャラクター&情報
登場人物 主人公/アラーの使者……世界中の正しい人を守るために戦う
ヒーロー。

主人公/鳴海五郎……素顔は私立探偵だがアラーの使者として戦う。
上田博士
山村博士
上田睦子
タマラン
伊集院
ココナツ殿下……カバヤン王国の王族の末裔
 カバヤン王国の財宝を、妹とともに探している

マミイ……ココナツ殿下の妹
ツバターン……カバヤン王国中尉
 
トンガレー……紅蜥蜴団
ケバトラ……トンガレーの部下
アバラボネン……トンガレーの部下
バラペン……トンガレーの部下
ネムイ……トンガレーの部下
ダルイ……トンガレーの部下

アラーの使者04
なぜ「カバヤン王国」なの? 「カバヤン王国」というネーミングは、単純に番組スポンサーが
「カバヤ製菓」だったからだと思う。
カバヤ製菓のCMソングでは、「カバ、カバ、カバヤ、
カバカバヤ〜」と歌っていた。
また、カバヤでは、ココナツ・キャラメルという商品があって、
たしか点数カードが入っていたと思う。
点数を集めて景品をもらうというものだった。


ようするに、「ココナツ殿下」というネーミングは、
「ココナツ・キャラメル」からとったものである。

妹の「マミイ」も同様である。

「アラーの使者」は、アクション俳優千葉真一が本格アクションを
見せてくれる面白い番組だったが、「カバヤン王国」や
「ココナツ殿下」には驚いたよね。
内容が本格的なアクション物だっただけに、ちょっと安直な
ネーミングだったと思う。
ギャグ仕立てだったらそれでもよかったのだろうが。

ヒーローの正体には数字の名前が付く 月光仮面の正体は祝十郎である。
そして、七色仮面は蘭光太郎である。
また、アラーの使者の正体は鳴海五郎だ。

ヒーローたちの正体の名前には、決まって数字が入っている。

ちなみに、「蘭光太郎」の「太郎」は、「一郎」と同じように、
通常は長男に付けるものである。
つまり、名前からだけ判断すると、祝十郎は十男坊、蘭光太郎は
長男、鳴海五郎は五男坊ということになる。
ただし、すべて生まれた順番に数字を付けているわけではない。

どうして名前に数字を入れたかというより、制作当時は、そうした
名前が世間に多かったからであろう。


最近は、タレントみたいな名前の子どもが多くなったが、少子化で
子どもが少ないから、親もじっくり名前を考えて付けているの
だろう。

ところが、昔は子だくさんだったし、おまけに一生懸命働かなければ
食べていけない時代だった。
したがって、生まれてくる子どもの名前を、親がじっくり考えている
時間はなかったらしい。
それで、単純に名前に数字を入れて分かりやすくしていた。

私の遠い親戚に、兄弟の名前が「高橋一二三(ひふみ)」
「高橋四五六(よごろう)」「高橋「六七八(むなはち)」という
人がいた。
彼ら兄弟三人で、ある温泉に行って「高橋一二三」「高橋四五六」
「高橋六七八」と記帳したら、宿の主人が「ふざけるな!」と
怒ったそうだ。事実である。


田舎の友だちの兄弟は、「小松一男」「次男(つぎお)」「三男」
「武」「五男(いお)」「六男(むつお)」といった。

味気なくもないが、分かりやすいよね。
なんとなく背番号みたいだけど。

アラーの使者のテーマソング




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アラー アラー 
アラーの使者はどこにいる
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