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 あの頃、漫画は私たち子どもにとって、友だちだった。
 私たちと少年時代を共に過ごし、時代の映し鏡として、
 懐かしい記憶を蘇らせてくれる多くの漫画作品がある。
 スポーツ物もあれば、探偵物、戦記物、学園物など、
 ジャンルは様々である。
 そして、どのジャンルにも懐かしい漫画がいっぱいある。


 たしかに、私が子どもの頃は娯楽が少なかったと思う。
 漫画とチャンバラとめんこくらいしかなかったかも
 しれない。
 しかも、漫画は月刊誌の時代で、連載物を読むには
 一ヶ月待たなければならなかった。


 しかし、一ヶ月後に買えたときの嬉しさといったら、
 喩えようがないくらいだった。
 試験の結果待ちなら不安だろうが、漫画雑誌を待つときの
 あの感情は、まさに期待に胸が膨らむ思いだった。
 何度読み返したかしれない。擦り切れるくら読んだと思う。


 だから、秘密基地ごと大事な漫画雑誌が撤去されていた
 ときは、本当に残念だった。
 もちろん、秘密基地がなくなったことも残念だっが、
 宝物のように大事にしていた漫画が無くなったときは、
 残念というより悔しかったなぁ。
 大人ってヒドイと思ったものだ。

 家の二階に、大事にしまっておいたたくさんの漫画が、
 学校から帰ったら無くなっていたこともあった。
 親が捨てたのだ。
 たしかに、子どもの頃、ろくに勉強もせず漫画ばかり
 読んでいた。
 しかし、なにも私に断りもなく捨てることはないじゃ
 ないか。
 あの時ばかりは、親を恨んだものだ。
 それほど、漫画は私にとって大事な宝物だったのである。


 それは、友だちも同様だったと思う。
 同世代のあなたたちも、似たような経験があるに違いない。
 

 だから、漫画を捨てるなんて、そんな滅相もない。
 できるはずがなかった。
 それほど私たちは漫画を大事にしたし愛していたのである。


 ところが、最近は、ゴミの日になるとたくさんの漫画が
 ゴミとして出されている。
 それも、新しい状態で捨ててある。
 単行本だってそうだ。
 「いい加減にしてくれ」と言いたい。


 人間性が変わったのか、それとも物余りの時代だから、
 そのようにポンポン捨ててしまうのだろうか。


 いや、それだけではないと思う。
 漫画そのものが変わってしまったのかもしれない。

 昔は、漫画の紙面から、藤子不二雄のような「優しさ」が
 伝わってきたものである。
 しかも、当時は遊び友だちが大勢いたにも関わらず、
 漫画もまた大事な友だちだったのだ。
 それは、漫画の中に優しさがあったからだと思う。他人に
 優しい友だち、読者に優しい友だち、それがかつての
 漫画だった。

 しかし、昨今の漫画の中に、はたして「優しさ」がある
 だろうか。
 もちろん、まったく無いとは言わない。藤子作品も健在で
 ある。
 しかし、絶対数でいったら、ほんの一握りでしかない。
 少なくとも、私が子どもの頃の漫画は優しさに溢れていた。
 すべての漫画がそうだったとは言わないが、押し並べて
 そうだった。

 「スポーツマン金太郎」や「ごろっぺ」を、今の読者が
 はたして読むだろうか。
 おそらく、退屈して飽きてしまうだろう。
しかし、私たちはあの漫画が大好きだった。
 ご飯を食べるのと同じくらい 大好きだったのだ。
 今の子どもたちが、そうした漫画を読めないのは、
 「優しさ」がわかっていないからかもしれない。
 「優しさ」というのは「温かい」ものだ。
 それは、家庭の温かさであり、友情の温かさでもある。
 それが希薄なのだろう。

 そういえば、学校でのいじめが問題になっている。
 陰湿ないじめから、自殺する子どもたちもいる。
 なんて可哀相で、残酷なことか。

 私たちの学校時代も、いじめ的なことはあった。
 しかし、いじめる側も程度を知っていたから、
 「いじめ的」であって、完全な「いじめ」ではなかったと
 思う。
 いじめる側も「優しさ」や「程度」を知っていたからだ。
 だから、そこまでやるか、といったような陰湿ないじめは、
 少なくとも私の周囲ではなかったと思う。
 もしかすると、どこかの地域ではあったかもしれないが…。

 漫画は文化だと思う。
 現在、日本が海外に誇れる文化は漫画やアニメしかない、
 などと言われる。
 文化であれば、社会に貢献する必要がある。
 それは、「優しさ」を取り戻すことだと思う。
 たしかに、現在の漫画はテクニック的には成熟してきて
 いると思う。
 これからは、もっと温かい内容を描いてもらいたいと
 願っている。

 そして、子どもたちが漫画を愛し、本を大事にしてくれる
 ようになったら、殺伐とした世の中にはならないと思う。

 これからの漫画はそうした方向に進んでいってもらいたい。
 私自身、そうした温かい漫画を描いていきたい。


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