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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。

漫画制作で使われる用語の説明


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漫画制作の用語「は行」
漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。

打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。

そうした用語を詳しく解説いたします。

ぜひお役立て下さい。
文庫本
項目
1.文庫本とは

2.低価格

3.漫画の文庫本

4.漫画単行本の保存と文庫版の持ち歩き
●文庫本とは
日本では小さなサイズの叢書が出版されています。

サイズはA6判で「148o×105o」です。

このサイズの叢書を「文庫本」と呼んでいます。

ページが少なく薄手のサイズならポケットにも入ります。

大きな判型より持ち運びが便利です。

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●低価格
初版から文庫本として刊行される描き下ろしもありますが、多くは既刊本を文庫サイズに編集して出版しています。

そのため価格が安いというメリットもあります。

こうした文庫本は明治時代からありました。

1914(大正3)年創刊の新潮文庫あります。

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●漫画の文庫本
1970年代の後半になると、漫画の文庫本が出版されるようになりました。

集英社や秋田書店から出版されました。

ほとんどの漫画文庫本は、単行本の再刊という形で出版されました。

漫画文庫本は安価ですが、小さく縮小されて読みにくいという欠点もあります。

漫画の単行本に張り付けた写植文字を、絵と同じように縮小して文庫本化したので文字が小さくて読みにくかったのです。

また、漫画は絵を見せるわけですが、小さくされた絵は迫力に欠けるという欠点もありました。

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●漫画単行本の保存と文庫版の持ち歩き
漫画文庫本の読者には、通常の単行本を綺麗な状態で保存するために、普段は文庫本を持ち歩いて読むという方もいました。

安価なのでそういう使い方もできたのでしょう。

マニアですね。知人から貸して欲しいと頼まれたら、大事な単行本ではなく文庫本を貸し出す、ということもあります。

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参考ページ→
ノド
ノンブル
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文庫本
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