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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。


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漫画制作の用語「か行」
漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。

打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。

そうした用語を詳しく解説いたします。

ぜひお役立て下さい。
構図
項目
1.構図とは

2.十人十色の構図

3.安定した構図と不安定な構図

4.構図の重要さ
●構図とは
漫画を描くときに、人物の配置や物体との位置関係を考える必要があります。

何も考えずに描いてしまうと、視覚的に可笑しくなったり、読者に制作の意図が正しく伝わらなくなってしまいます。

そこで、視覚的に構成や構造を考慮して人物や物体を配置していきます。

こうした概念を「構図」といいます。

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●十人十色の構図
「構図」によって作品の印象が変わってきます。

つまり、漫画を描く人によって「構図」はそれぞれ異なるわけです。

漫画家の考えやインスピレーションが反映され、十人十色の「構図」があります。

「構図」については、絵画や写真などでも重要な要素です。

漫画制作においては、「安定した構図」と「不安定な構図」を意識すると良いでしょう。

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●安定した構図と不安定な構図
「安定した構図」というのは、登場人物たちの周囲の環境や心理状態が落ち着いた状態を表現します。

平和な日常を描くときにはアイレベルで描いたりします。

自然な目線で見た安定した絵です。

読者にはとても平穏な雰囲気が伝わります。ピラミッドのようなどっしりとした安定感です。

「不安定な構図」というのは、登場人物たちの周囲の環境や心理状態が不安定で落ち着かない状態を表現します。

主人公が敵役の登場で危機に瀕していたら、そうした危機感と不安感が伝わるような構図で描きます。

背景画も不安を煽るような黒っぽい描き方をします。

ピラミッドが逆立ちしたイメージはとても不安感を誘います。

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●構図の重要さ
「構図」の取り方で、読者に与える印象が大きく変わってきます。

それほど「構図」は重要なのです。

たくさんの絵画や写真も参考にして、構図を勉強してみてください。

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参考ページ→
シナリオ
漫画制作講座
資料
モブシーン
小冊子
レイアウト
クライマックス
エピソード
エピローグ
アイレベル
バストアップ
俯瞰
構図


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