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| 漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。 ぜひお役立て下さい。 |
| ストーリー |
| 項目 |
| 1.スト―リーとは 2.漫画のストーリー 3.ストーリーを作る 4.小道具を使う |
| ●スト―リーとは 映画や漫画、テレビドラマなどの創作には必ず物語があります。それが「ストーリー」です。 創作作品の出来不出来は「ストーリー」の完成度によって決まります。他にも様々な要因はありますが、作品の背骨となるストーリーがしっかりとしていないと、どのような演出を施しても完成度の高い作品は作れません。 項目に戻る ●漫画のストーリー 出版社から漫画制作の依頼を受けると、多くの場合、予めページ数が決められています。たとえば「16ページ」「24ページ」「32ページ」といったように、漫画家は決められたページ数でストーリーを作ることになります。 そのページ数で、読者が面白く共感できる漫画を描くのです。それがプロの漫画家の仕事です。 項目に戻る ●ストーリーを作る ストーリーを作るには、まず「どのようなジャンルするか」「どのようなテーマで描くか」を決めます。そして、そのテーマに自分の考えや思い入れを加えながら、面白さや読者を共感させるためにいくつかの「伏線」を張って物語に深味を加えていきます。 伏線の数はページ数に応じて決めます。ページ数が多ければ伏線の数も多くなります。16ページくらいの短編なら伏線も1〜2ほどでよいでしょう。 ただし、伏線を張ってあるのに、その伏線を最終ページまで放置したままではいけません。必ず伏線の答えや解決について描きましょう。 項目に戻る ●小道具を使う 他にも、ストーリーを面白くする要素として「小道具」があります。「小道具」は物語を展開する上でとても重要です。読者の関心や興味を引くための大事な武器となります。 たとえば、推理物の漫画に野球部の帽子を登場させ、その帽子が犯人確定の重要な証拠となるとしましょう。すべての野球部員が同じ帽子を被っています。はたして誰が真犯人なのか、読者は物語に引き込まれていきます。 このように、帽子という小道具ひとつを登場させただけでも面白い話ができます。他にも、物語を面白くさせる要因はたくさんあります。演出やストーリーの構成などがそうです。 キャラクター作りもそうです。そうした要素を加えて面白いストーリーを作っていきます。 項目に戻る |
| 参考ページ→ 絵コンテ 原作 キャラクター 構成 起承転結 シノプシス クライマックス エピローグ プロローグ 考証 プロット モノローグ プロット 面付け ネーム ネタ帳 エピソード あらすじ 伏線 小道具 ストーリー ナレーション |
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