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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。


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漫画制作の用語「か行」
漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。

打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。

そうした用語を詳しく解説いたします。

ぜひお役立て下さい。
考証
項目
1.考証とは

2.正しい土台の上に家を建てること

3.野球漫画の間違い
●考証とは
設定や小道具などが間違っていないかどうかを確認する作業が「考証」です。

「時代考証」などと言う言葉を聞いたことがあると思いますが、描く時代にそぐわない表現や物が登場しないようにチェックすることです。

これは非常に大事なことで、考証が曖昧で間違っていたらその漫画は内容的に非常に陳腐なものとなってしまいます。

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●正しい土台の上に家を建てること
間違った土台の上に家を建てるようなものす。

当然、作品の価値はなく、読者に対して偽の情報を提供したことになります。

客観的な裏付けのない情報は描いてはいけません。

もしもどうしても描きたいのであれば、事前に架空のフィクションであることを明記しておくと良いでしょう。

ファンタジー物などはすべて架空の物語だから、独自の世界観で描くことができて都合が良いのかもしれません。

ただし、それなりに読者を納得させるだけの世界観と人間模様を描けないといけないわけで、ファンタジーも描くのは大変な作業であると言えます。

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●野球漫画の間違い
真面目な野球漫画なのに、よく見るとホームベースが四角く描かれていた、などということもあります。

昔の漫画には間違った考証がよくありましたね。

右打席で打つバッターなのにバットの持ち方が左利きだった、ということも時々見かけます。

こうした間違いを防ぐためにも「考証」は大事なのです。

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参考ページ→
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