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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。


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漫画を制作し印刷するには、業界で使われる専門用語を知っておくと便利です。 データのキャッチボールや情報伝達には、必ずといってよいほど専門用語が使われます。そうした用語を詳しく解説いたしますのでぜひお役立て下さい。
横組み
文字を編集印刷する際に、日本語組版の文字の中心を縦方向に揃えて構成することを「縦組み」と呼んでいます。同様に、横方向に揃えるのが「縦組み」です。欧米などはアルファベットなので「横組み」だけです。しかし、日本は本来「縦組み」が主流だったが、今ではビジネス文書などが「横組み」だったり、あるいは「縦組み」「横組み」が混在している状態です。新聞のほとんどが「縦組み」だし国語の教科書も「縦組み」です。しかし、数字を使う数学や理科系の教科書などは「横組み」が読みやすいでしょう。

ちなみに新聞組版に使用される「縦組み」文字は、小さなスペースで読みやすくなるようにデザインされた偏平の文字です。雑誌などの漫画は昔から「縦組み」で構成されています。そのため、コマの進み方も右から左に読み、下段のコマに移って左のページに進むようになっています。コマ漫画のスタート時点で「漫画は縦組み」だったから現在でもそうなのでしょう。当然、漫画雑誌の構成も「縦組み」だし、漫画家は「縦組み」の読み方を想定して描いています。ただ、最近は「横組み」の漫画も出てきています。

たとえば、雑誌の組版が「横組み」だと、その雑誌に挿入する漫画も当然だが「横組み」で描くことになります。そして、描かれる漫画のコマの進みが「左から右」方向であるし、ふきだし文字も「横組み」となります。

参考ページ→
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