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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。


HOME漫画制作で使われる用語の説明わ行>ワク線
漫画制作の用語「わ行」
漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。

打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。

そうした用語を詳しく解説いたします。

ぜひお役立て下さい。
ワク線
項目
1.ワク線とは

2.回想シーンでは
●ワク線とは
漫画は多くのコマで仕切られているが、そのコマの罫線を漫画家たちは「ワク線」と呼んでいます。

出版社から指定された版面に添って「ワク線」を引きます。

左右や上下を均等な線で区切り読みやすくしてあります。

この「ワク線」に特別な規定はなく、漫画家が自由に線の太さや幅を決めてよいでしょう。

縦横均等な幅だったり、上下を仕切る「ワク線」の間隔が若干広かったりします。

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●回想シーンでは
回想シーンでは、「ワク線」の角を丸くして他と区別することが多いです。

この「ワク線」のコマは回想だと読者はすぐにわかるようになっています。

「ワク線」の幅を必要以上に広げたりすることで、時間の経過を表すこともできます。

あえてナレーションで「その後…」と時間の経過を示さなくても、コマの大きなアキを見た読者は暗黙の了解で分かってくれます。

また、「ワク線」を他のコマより太くして、「このコマは非常に重要である」と表現することもあります。

これも漫画家の裁量であって個性でもあるので、「ワク線」に限らず様々な工夫を凝らして自分らしい漫画を描いてもらいたいものです。

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参考ページ→
トンボ
コマ割り
版面
ワイド版

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