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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。

漫画を制作し印刷するには、業界で使われる専門用語を知っておくと便利です。 データのキャッチボールや情報伝達には、必ずといってよいほど専門用語が使われます。そうした用語を詳しく解説いたしますのでぜひお役立て下さい。

読み切り
雑誌などにたくさん掲載されている漫画作品には、「連載漫画」と「読み切り漫画」とがあります。「連載漫画」は毎号でストーリーがつながっている漫画のことで、完結しないで次号に物語が継続されていきます。「読み切り漫画」は、週刊誌や月刊誌であっても連載しないでその号で完結する漫画のことです。

「連載漫画」は物語を大きく膨らませて展開することができます。したがって、伏線を多く使ってスケールの大きな見せ方も可能です。そのかわり、連載となると次号への引きが大事になってくるから、物語を展開しながら次号も読みたいと思わせるような仕掛けも必要になります。

一方、「読み切り漫画」は各号一回だけの勝負なので、伏線や小道具などを工夫しながら読者に意図とするメッセージを伝えられるように完結しなければなりません。「読み切り漫画」を描くほうが、連載するより難しいかもしれません。ただし、ページ数が若干多目だったりするので、構成やイントロなどをしっかり考えて勝負できるという利点もあります。

そういう意味では、「読み切り漫画」を読むと作家の力量がわかると言えるかもしれません。
一話を簡潔に纏め上げることができれば、どんな長編であっても連載であっても描けると思います。
参考ページ→
 漫画制作講座
 増刊
 代原

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