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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。

漫画制作で使われる用語の説明

漫画を制作し印刷するには、業界で使われる専門用語を知っておくと便利です。 データのキャッチボールや情報伝達には、必ずといってよいほど専門用語が使われます。そうした用語を詳しく解説いたしますのでぜひお役立て下さい。

オフセット印刷
印刷方式としては最もポピュラーに利用されている平版(へいはん)印刷の一種で、書籍印刷、商業印刷、美術印刷など幅広いジャンルで使用されています。平版(オフセット)印刷の他に、凸版印刷や凹版印刷、孔版印刷などがあります。

凸版印刷は活版印刷とも呼ばれ、ハンコのような凹凸のある印刷版を作成して、飛び出している部分にインキを付け紙に転写します。版画と同じような仕組みで、版の素材が樹脂製で柔軟性があるため、平滑性のあまりない段ボールなどの素材にもしっかりと印刷することができます。漫画雑誌はこの印刷方式で印刷されます。

凹版印刷はグラビア印刷とも呼ばれ、印刷版のへこんだ部分にインキを付けて紙に転写する方法です。窪みにインキをためるのでインキを厚く盛ることができるのが特徴ですが、製版代が高いのがネックです。
また孔版印刷はシルスクリーン印刷とも呼ばれ、印刷版に孔(あな)を開けてその孔を通してインキを紙に転写する方法です。

ところで、オフセット印刷では、印刷版として凹凸の無いPS版と呼ばれる薄いアルミ製版を使用します。この版の表面には感光剤を塗ってあり、光を当てることで化学反応を起こします。
現像すると、水をのせやすい部分と水を弾く部分とに加工され、版を水で湿らせると親水層にだけ水分が残ります。
この状態でインキを付けると油であるインキは水と反発し、親水層にはインキがのらず、水を弾いた画線部のみにインキがのります。こうして画線部のみが印刷されます。

つまり水をのせる親水層と、油(インキ)をのせる親油層の2種類の場所ができるので、この性質を利用して印刷するわけです。
参考ページ→
 DTP

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