| HOME> 漫画制作で使われる用語の説明>は行>ベタ |
![]() |
| 漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。 ぜひお役立て下さい。 |
| ベタ |
| 項目 |
| 1.ベタとは 2.ベタ指定の「×印」 |
| ●ベタとは 漫画で「ベタ」は画面を黒く塗ることです。また、黒い面自体を「ベタ」ともいいます。1色の漫画原稿では、墨汁やインクの黒で指定された範囲を黒く塗りつぶします。 「ベタ」の目的は、場面が暗闇だったり髪の毛が黒だったり、あるいは心理描写で使うこともあります。黒はどうしても重い雰囲気になりがちなので、気を付けて使わないと暗い雰囲気を醸し出してしまいます。 ベタっと墨で塗ることから手塚治虫先生の担当者が命名したと聞いたことがあります。しかし、定かではありません。 項目に戻る ●ベタ指定の「×印」 アシスタントを使ってベタを塗る指定として、漫画家が原稿用紙に「×印」を書き入れておきます。この「×印」の個所にベタを塗って下さい、という意味です。この箇所をアシスタントが黒く塗りつぶします。 背景や効果線を描けない人でもこの作業はできるので、忙しくて猫の手も借りたいときなどには誰でもよいからベタ塗りをお願いしたいものです。雑誌や新聞などで主要でない報道や記事などを「ベタ記事」と呼んでいます。 項目に戻る |
| 参考ページ→ 漫画制作講座 ホワイト カラーインク スクリーントーン カラートーン ラブトーン ベタ 羽根ほうき 毛筆 筆洗 雲形定規 直定規 エアブラシ ナワカケ ラスタライズ 背景画 線画 墨汁 |
| あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 |
![]() |
![]() takataka1123@office.nethome.ne.jp |