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| 漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。 ぜひお役立て下さい。 |
| マット紙 |
| 項目 |
| 1.マット紙とは 2.マット紙の用途 3.他紙との違い 4.普通紙とは |
| ●マット紙とは 表面がコート剤でコーティングされてツヤのある印刷用紙が「コート紙」です。そして、ツヤ消しのコーティングを施した印刷用紙が「マット紙」です。つまり、「マット紙」にはツヤがありません。 項目に戻る ●マット紙の用途 コート紙と同様に、広告チラシやカタログなどに使われています。さらりとした質感なので、使う側の意図によってコート紙かマット紙を決めます。マット紙は光沢がないので、落ち着いた仕上がりとなります。その特徴を活かして、マット紙で広告チラシなどを制作します。 また、マット紙は鉛筆やボールペンなどで文字を描き込みやすく、かつ読み易いというメリットもあります。一方、コート紙は鉛筆などで線を引きにくいという欠点があります。 マット紙は印刷すると色が綺麗に出るので、文字印刷だけでなく、写真や漫画、イラストなどの印刷にも適しています。インクも素早く定着させるので、滲みにくく発色も良いです。 項目に戻る ●他紙との違い ちなみに、上質紙は表面が塗工されていない用紙です。上質紙は、主に書籍やノートなどの文房具に利用されています。コート紙と違って、鉛筆などで線を引いたり書き込みがしやすいという利点があります。 ただし、インキが滲みやすいので、写真やイラストなどの印刷には不向きです。しかし、文字の多い印刷物には適しています。 項目に戻る ●普通紙とは 普通紙というのは何の加工も施されていない用紙のことです。 プリンタで印刷する際の用紙が普通紙です。価格が安いので大量印刷に適しています。しかし、発色が良くないのでカラー印刷には不向きです。モノクロ印刷に使うのはよいでしょう。 項目に戻る |
| 参考ページ→ 小冊子 商業誌 同人誌 単行本 上質紙 コート紙 ケント紙 マット紙 上製本 |
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