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| 漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。 ぜひお役立て下さい。 |
| 上製本 |
| 項目 |
| 1.「上製本」とは 2.「上製本」の詳細について 3.「上製本」の製作工程 4.高級感 5.「並製本」とは |
| ●「上製本」とは 印刷物や原稿をまとめて本や冊子にすることを「製本」といい、「製本」には「上製本」と「並製本」というスタイルがあります。 本の制作目的は様々です。販売目的であったり卒業アルバムのような目的で作ったりします。そうした目的に合わせて製本のスタイルを選択します。また、制作コストや仕上がりなどによって、製本のスタイルを選択します。 書店に並ぶ販売目的の書籍のほとんどが「並製本」です。表紙に柔らかいカバーで包んであり、使用する紙も一般的な用紙です。 これに対して、厚くて頑丈な表紙で本文をくるんだ製本スタイルがあります。これが「上製本」です。 項目に戻る ●「上製本」の詳細について 硬くて厚い表紙の付いた卒業アルバムや社史などは、思い出や歴史を長く遺すという目的から、あえて豪華な作りに仕上げたりします。この頑丈な表紙には、厚さが2〜3oほどのボール紙が入っています。そして、表面には工夫を施し、紙以外に布などで巻いてあります。 本文の用紙にもやや硬めの上質紙を使っています。やや厚手で光沢のある「コート紙」やツヤのない「マット紙」などを使います。糸や接着剤で綴じて、「チリ」の部分を取り付けます。 「チリ」というのは、製本の表紙を別の紙で包んで仕上げる際に、「天」「地」「小口」からそれぞれ一回り大きくはみ出した表紙の内側部分のことです。「チリ」の目的は、本文を保護し本を長持ちさせることです。「チリ」には、書籍のイメージによって使う色を選択します。 項目に戻る ●「上製本」の製作工程 「上製本」の制作には、完成するまでたくさんの行程があります。また、製本に使用する材料も多く、使用する用紙も高価なのでコストが高くなります。 納期も長くなります。印刷する部数や印刷方式によっても異なりますが、概ね1〜2週間はかかると思って下さい。 項目に戻る ●高級感 「上製本」は高価な仕様なので高級感があります。また、長期保存に適した作りになっています。そうした目的であれば「上製本」のスタイルがよいでしょう。 しかし、一般的な書籍を作るのであれば、コストのかかる「上製本」より、安価で制作できる「並製本」をお薦めします。「並製本」はコストが安いだけでなく、表紙が柔らかいので読み易いという利点もあります。 項目に戻る ●「並製本」とは 「上製本」よりコストの低い製本スタイルが「並製本」です。一般的な商業誌はほとんどが「並製本」で作られており、「ソフトカバー」と呼ばれる柔らかいカバーで包んであります。 本文の綴じ方には、針金で綴じる「平綴じ」や「中綴じ」があり、接着剤で綴じる「無線綴じ」もあります。印刷も「上製本」より短期で仕上げることができます。 項目に戻る |
| 参考ページ→ 小冊子 商業誌 同人誌 単行本 上質紙 コート紙 ケント紙 マット紙 上製本 小口 並製本 平綴じ 中綴じ 無線綴じ ハードカバー 活版印刷 |
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