中綴じ |
製本する際の背の中央に針金を通して綴じる綴じ方で、針金を使用する場合は「針金綴じ」とも言われます。ちなみに、針金を使わずに糸を使う方式もあります。コスト的に安価な綴じ方で、週刊誌や情報誌などでよく見られる製本方式です。 中綴じは4ページ単位で綴じるので、例えば16ページなら問題ないが、1ページ(両面で2ページ)を追加したい場合には16+4ページで20ページにしなければこの綴じ方はできません。ページ数が多く紙が厚いと中綴じはかなり難しいでしょう。 中綴じはサイズを調整するために仕上げ断裁を行うので、折った内側のページと外側のページの幅が異なってきます。このためインデックスやノンブルなどがページの端にある場合には、デザインデータで注意しなければなりません。 ところで食品業界や教育業界の印刷物では、子どもたちが中綴じの針金でケガをするのを防ぐために中綴じ製本を禁止している場合があります。また、異物混入防止のためにも禁止しています。こうした不都合を避けるためには、無線綴じや折り糊綴じなどが良いかもしれません。 |
参考ページ→ ノンブル 並製本 ノド 無線綴じ オフセット印刷 ハシラ 版下 トンボ |
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