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| 漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。 ぜひお役立て下さい。 |
| 中綴じ |
| 項目 |
| 1.中綴じとは 2.ページ数が多く紙が厚いと不向き 3.中綴じ製本禁止の例 |
| ●中綴じとは 製本する際の背の中央に針金を通して綴じる綴じ方で、針金を使用する場合は「針金綴じ」とも言われます。ちなみに、針金を使わずに糸を使う方式もあります。コスト的に安価な綴じ方で、週刊誌や情報誌などでよく見られる製本方式です。 中綴じは4ページ単位で綴じるので、例えば16ページなら問題ありませんが、1ページ(両面で2ページ)を追加したい場合には16+4ページで20ページにしなければこの綴じ方はできません。 項目に戻る ●ページ数が多く紙が厚いと不向き ページ数が多く紙が厚いと中綴じはかなり難しいでしょう。中綴じはサイズを調整するために仕上げ断裁を行うので、折った内側のページと外側のページの幅が異なってきます。 このためインデックスやノンブルなどがページの端にある場合には、デザインデータの段階で注意しなければなりません。そして、もしもインデックスやノンブルが裁断で消えてしまうようなら、修正します。 項目に戻る ●中綴じ製本禁止の例 ところで食品業界や教育業界の印刷物では、子どもたちが中綴じの針金でケガをするのを防ぐために中綴じ製本を禁止している場合があります。また、異物混入防止のためにも禁止しています。 こうした不都合を避けるためには、無線綴じや折り糊綴じなどが良いかもしれません。 項目に戻る |
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