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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。

漫画制作で使われる用語の説明


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漫画制作の用語「さ行」
漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。
ぜひお役立て下さい。
フクちゃん
項目
1.「フクちゃん」とは
2.トレードマークは学生帽
3.「フクちゃん」の物語
●「フクちゃん」とは
「フクちゃん」は、漫画家横山隆一の漫画作品に登場するキャラクターです。横山隆一は、1936(昭和11)年から東京朝日新聞に4コマ漫画「江戸っ子健ちゃん」を連載しました。

東京朝日新聞は現在の朝日新聞東京支社です。その新聞漫画「江戸っ子健ちゃん」の主人公は「健ちゃん」でしたが、脇役の「フクちゃん」が主人公以上に人気が出てしまったのです。

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その後、「フクちゃん」を主人公に昇格させて、漫画のタイトルも「フクちゃん」と改題して連載を続けました。「フクちゃん」は連載する雑誌を変えながらも、1971(昭和46)年まで続けられました。

●トレードマークは学生帽
「江戸っ子健ちゃん」では大学受験のために健ちゃんの家に「チカスケ君」が居候します。「チカスケ君」は大学に合格する前に学生帽を買いますが、大学受験に失敗してしまいます。そして、田舎に帰っていきます。

帰郷前にフクちゃんが「チカスケ君」から学生帽を譲り受け、それ以後、フクちゃんはその学生帽を被り続けているのです。

「江戸っ子健ちゃん」のスタート時に、フクちゃんは学生帽を被っていなかったのですが、こうして学生帽はフクちゃんのトレードマークになったのです。

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●「フクちゃん」の物語
フクちゃんと家族や友達たちとの日常茶飯事を描いています。フクちゃんは親戚のおじいさんの家の養子です。おじいさんの家は東京の下町にあり、大富豪という設定です。つまり、フクちゃんは大富豪の跡取り息子となったのです。

フクちゃんに家庭教師「アラクマ君」がやってきます。「アラクマ君」は九州からやって来たバンカラ学生でした。おじいさんは裕福な金持ち暮らしに飽きて来て、家屋を福祉施設に改築し一般開放してしまったのです。そして、自分とフクちゃん、アラクマ君の3人は長屋に引っ越してしまいました。

やがて、フクちゃんの実父が台湾で実業家として大成功します。フクちゃんのおじいさんは、台湾に渡って実父と暮らすように言います。しかし、フクちゃんはおじいさんこそお父さんだと言い、東京に残ります。

アラクマ君はサラリーマンとなり結婚します。密かにアラクマに恋していたナミコさんは失恋の旅に出ます。

作者の横山隆一は、1938年(昭和13)年に「第1回日本文化協会児童文化賞受賞」を受賞しました。

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