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漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。 打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。 そうした用語を詳しく解説いたします。 ぜひお役立て下さい。 |
再販制度 |
項目 |
1.再販制度とは 2.書店にとって 3.書籍市場は価格競争禁止 4.漫画の再販制度 |
●再販制度とは 「再販売価格維持制度」のことを「再販制度」ともいいます。 書籍を作り販売価格を決めるのは出版社です。 そして、すべての書店はその価格で書籍を販売することになります。 高く売ったり安く売ることはできません。 出版社が定めた販売価格で販売します。これが「再販制度」です。 項目に戻る ●書店にとって 書店によって書籍の販売価格が異なると、収支の管理が煩雑になり、出版取次店も困ってしまいます。 家電などは量販店などによって商品の価格が異なります。 他の商品も店舗によって価格差があります。 また、年末セールや割引販売があったり、その都度価格が異なっています。 しかし、書籍に関しては年末セールも割引販売もありません。 それは、「再販制度」があるからです。 項目に戻る ●書籍市場は価格競争禁止 他の商品は商店によって価格差があるのに、書籍の販売価格だけは全国の書店で統一されています。 それは、書籍に限って市場の価格競争を禁止しているからです。 本は知識の向上維持という文化的な役割があるので、全国どこでも定価で購入できるように決められているのです。 項目に戻る ●漫画の再販制度 漫画雑誌や漫画単行本も書籍と同じです。 全国の書店で扱っているので、どこで買っても同じ価格なのです。 項目に戻る |
参考ページ→ 小冊子 商業誌 同人誌 出版取次店 雑誌コード 直販 再販制度 原稿料 直販 単行本 書評 帯 文庫本 肖像権 |
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