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| 漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。 ぜひお役立て下さい。 |
| かぶらペン |
| 項目 |
| 1.かぶらペンとは 2.メーカーによって名称が異なる 3.使用するペンを併用 |
| ●かぶらペンとは 漫画を描くのに決まったペンはありませんが、多くの漫画家が使っているのが「かぶらペン」という「つけペン」です。このペンをペン軸に差し込み、インクや墨汁を付けて線を引きます。 手塚治虫も「かぶらペン」を使っていたようです。絵を見ればわかります。元々はアルファベットを書くために作られたペン先ですが、滑らかな線が描き安く漫画を描くのにも適しています。 項目に戻る ●メーカーによって名称が異なる このペンは製造するメーカーによって呼び方が異なります。日光が作る「かぶらペン」は「サジペン」といい、タチカワが作る「かぶらペン」は「スプーンペン」、ゼブラが作る「かぶらペン」は「タマペン」といいます。メーカーによって描き味が若干異なります。 項目に戻る ●使用するペンを併用 漫画家によっては、ペンを併用しています。たとえば、人物の主線を「かぶらペン」で描き、斜線などを丸ペンで描いたりします。丸ペンは細い線を描きやすいので、細い線を描く個所には丸ペンを使います。 あるいは、書き文字にサインペンを使っている漫画家もいます。描きたい線によって自由に画材を使い分けるとよいでしょう。 項目に戻る |
| 参考ページ→ 漫画制作講座 ペン Gペン 丸ペン かぶらペン ペン軸を短くする つけペン ナワカケ カケアミ カラスグチ ペン軸 インク 墨汁 筆圧 |
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