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漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。 打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。 そうした用語を詳しく解説いたします。 ぜひお役立て下さい。 |
自費出版 |
項目 |
1.自費出版とは 2.商業出版との違い 3.出版社は本の制作だけで利益がある 4.自費出版の内容 |
●自費出版とは 本を出版するには、執筆やイラスト作画や編集、デザイン、印刷など様々な行程があります。 そして、その行程には費用が発生します。 通常の商業出版では出版社が負担をします。 項目に戻る ●商業出版との違い そうした費用を出版社ではなく著者が負担する出版形態が「自費出版」です。 商業出版は売れれば大きな利益になりますが、売れないと利益が小さく、場合によっては大きな赤字を抱えてしまいます。 ところが、自費出版だと本が売れなくても出版社は困りません。 赤字を抱えることはないのです。 売れても売れなくても、本を制作するという作業で利益を上げているからです。 項目に戻る ●出版社は本の制作だけで利益がある つまり、自費出版をする著者から本の制作費をいただいているわけだから、その時点で出版社としては利益が上がっているわけです。 出版社としては本の売り上げに左右されないで儲けることができるのでよいのでしょう。 自費出版をする著者は、売れるかもしれないという幻想は抱かないことです。 あくまでも大事な文書を本の形態に仕上げるということに終始しましょう。 多額の費用がかかるので、予算内で本が完成するように心掛けてください。 出版社は流通に乗せて売れるようにPRします、などと言うかもしれませんが、はっきりいって売れません。 中には売れる本もあるが稀です。 項目に戻る ●自費出版の内容 自費出版する内容は、概ね以下のようなものです。 社史 郷土史 自分史 趣味など こうした内容は売れることはほぼありません。 なぜかというと、売れる要素から外れているからです。 逆に、売れる要素は何かというと、「面白い」「興味がる」などです。 しかし、自費出版の内容には「売れる要素」がありません。 したがって、自費出版を考えているなら、限られた予算内で、限られた読者を想定して本を制作することです。 項目に戻る |
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