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| 漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。 ぜひお役立て下さい。 |
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| 2色漫画 |
| 項目 |
| 1.2色漫画とは 2.モノクロ漫画に1色追加 3.完成データは「CMYK」で保存 |
| ●2色漫画とは 通常の墨一色で描く漫画はモノクロ漫画です。巻頭数ページをカラーで描くこともありますが、出版社からの要請がない限り、漫画はモノクロ一色で描きます。モノクロ漫画は黒100%で描く白黒二値の漫画です。 カラー漫画は、モノクロの実線で描いた原稿の上から、水彩絵の具などで着色する原稿です。さらに、「2色漫画」という描き方があります。 項目に戻る ●モノクロ漫画に1色追加 「2色漫画」は、モノクロの他に1色だけ色を追加して描く漫画のことです。墨100%のモノクロではなく、青や茶色が基調となっていても構いません。多くの場合は墨100%を基調として人物などの主線を引き、他の1色として赤系の色を足して描きます。 「墨線と赤色」の配色で2色となります。筆で着色する場合には、水彩絵の具を使うことが多いです。画材はなんでも構いません。アクリル絵の具でもカラーインクでも良いのです。ただし、パソコンで描く場合には注意することがあります。 項目に戻る ●完成データは「CMYK」で保存 「2色漫画」の完成データは「CMYK」で保存して作ります。ところが、そのまま着色してしまうと別の色が混色してしまうのです。求められるデータは墨と赤色だけです。つまり、「マゼンタ(M)」「クロ(K)」だけしか使えないのです。 したがって、データを作る際に「シアン(C)」と「イエロー(Y)」を排除する必要があります。ようするに、「シアン(C)0%」と「イエロー(Y)0%」の状態で作画着色することになります。この作業ができないと、印刷できなくなりますので要注意です。 項目に戻る |
| 参考ページ→ ノンブル 並製本 ノド 無線綴じ オフセット印刷 ハシラ 版下 版面 CMYK RGB 着色 カラーインク 色見本 色校正 校正 校了 色指定 誤植 マゼンタ 2色漫画 シアン 日本漫画家協会 |
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