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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。

漫画を制作し印刷するには、業界で使われる専門用語を知っておくと便利です。 データのキャッチボールや情報伝達には、必ずといってよいほど専門用語が使われます。そうした用語を詳しく解説いたしますのでぜひお役立て下さい。

印税
漫画やイラストなどの著作物を覆製して販売する出版社などが、発行部数や販売部数に応じて漫画家やイラストレーターに支払う著作権料を「印税」といいます。
もともとは著作権使用料と引き換えた著者検印紙を書籍に貼り付けて販売していました。それが印紙税のように見えることから印税と呼ばれていますが、税金ではありません。したがって、国庫に納めることはありません。
昔の書籍を見ると奥付のあるページなどにこの「著者検印紙」が貼ってありますが、著者自らが貼り付けていたようです。あるいはご家族の方が貼っていたのでしょうが、本がたくさん売れれば貼るのもかなり大変だったろうと思います。ただ、本がたくさん売れれば印税もたくさん入るわけですから、著者検印紙を貼る労力などたいした苦労ではなかったでしょう。
通常、書籍出版物の場合には、以下の印税が出版社から著者に支払われます。

(再販価格)×(印刷部数あるいは実売部数)×(一定割合の印税)

ただ、出版社といっても大手と中小では印税のパーセンテージが異なるようで、大手出版社の場合ですと消費税を除いた書籍価格の10パーセントが一般的です。中小出版社や販売部数がそれほど見込めない新人作家などの場合には、10パーセントを切ったりすることがあります。それでも、裁定で5パーセントくらいでしょうか。
逆に、かなりの部数が売れると予想される作家には3パーセント加算されて13パーセントだったりするようです。
参考ページ→
 漫画家の原稿料

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