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漫画制作の情報を作画や制作依頼の際にお役立て下さい。

漫画制作の知識
「漫画」とは
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雑誌で活躍している漫画家には様々な経験と知識があります。

実際に漫画を描いている方や編集者やデザイナーのために、漫画家が役に立つ情報を教えます。

ご参考になれば幸いです。
項目
1.漫画とは

2.「漫画」の語源 

3.「comic」について

4.ギ音

5.ストーリー 

6.まとめ
漫画とは
そもそも「漫画」とは何でしょうか?

「漫画」には1コマ漫画や4コマ漫画、ストーリー漫画などがあり、さらにストーリー物でもギャグやSFや学園物、格闘物など様々な分野があります。

したがって、これが「漫画」であるという一括りの定義はありませんが、コマ割りした絵にストーリー性を持たせて連続して展開させる媒体、ということでしょうか。

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「漫画」の語源 
中国語の「漫筆」から派生したようです。

1798年発行の絵本「四時交加」の序文には、山東京伝により「気の向くままに描く」という意味の言葉として「漫画」が使用されました。

つまり、「漫画」という文字を発明したのは山東京伝ということになります。

その後、1814年には葛飾北斎の「北斎漫画」により、戯画風のスケッチを指す「漫画」という言葉が広まりました。


■「漫」という文字の意味
「漫」という文字には「気軽な」とか「滑稽な」などの意味があります。

北斎の「漫画」は絵の面白さを表現したものであって、物語については関連性はありません。

現在の「漫画」は物語とセットとなっているので、現代漫画は北斎漫画の進歩形と考えてもよいでしょう。

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「comic」について 
明治時代に「caricature」や「cartoon」という英語が輸入されると、今泉一瓢がその単語に「漫画」という訳を付けました。

そして、北澤楽天は「comic」という英語に「漫画」という訳を付けたのです。

その後、「comic」の意味は「漫画」ということで定着し現在に至っています。

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ギ音 
漫画の独特の表現に「ギ音」があります。

これは音や感情などを描き込む文字のことで、「書き文字」ともいいます。

たとえば「ガンガン」とか「ゴオオオオ〜」などです。

これによって臨場感が際立ったり心理描写を巧みに表現することができます。

使い方を工夫することで様々な効果が期待されます。

●ギ音も絵の一部
ギ音も絵の一部なので、漫画家がギ恩を描くときには注意を払います。

コマの余白に描いたりします。

ギ音は、人物や背景に大きく被り過ぎて、人物や背景画を隠すことがないように描きます。

また、ギ音のデザインも大事です。

音に合わせた形にデザインします。

さらに音の大きさに合わせて大きく描いたり小さく描いたりします。

ときには版面を越えて音の大きさを表現することもあります。

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ストーリー 
ストーリーにはよく起承転結が入ってどうのと言われますが、さほど拘ることはありません。

むしろ、起承転結を壊して独自の展開ができる方が、先が読めなくて面白い物語が作れます。

基本的な物語の作り方を理解しておけばよいと思います。

●意外な展開
冒頭の数ページを読むだけで、先が読めて結論が分かってしまう物語ほどつまらないものはありません。

意外な展開があるから面白いのです。

ストーリーの作り方は小説や映画、テレビドラマとほとんど同じです。

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まとめ
実際に商業誌などで執筆しているプロの漫画家の知識は、そのまま有益な情報として役立つものばかりです。

自分史や社史、広告マンガなどを作る際にも、きっと役に立つと思います。

漫画の描き方は自由です。

型にはまった漫画より、なんだこれは、という漫画が出てくれば面白いと思います。

ただ、現役のプロの漫画家は自由に描けないのです。

雑誌に掲載するためには、出版社の意向が優先されるから、自由な描き方ができません。

こうした状況が打破できれば、漫画の未来はさらに拓けると思います。

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「漫画」とは
漫画の原稿料
漫画家のアシスタント
漫画原稿持ち込み
漫画家が使う1円玉
漫画家という職業
漫画家はよく手を洗う
彩色は2本の筆で
漫画とアニメについて
広告マンガについて
ペン軸を短くする
ペン軸

参考ページ→
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