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漫画制作の情報を作画や制作依頼の際にお役立て下さい。

漫画制作の知識
原稿持ち込み
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雑誌で活躍している漫画家には様々な経験と知識があります。

実際に漫画を描いている方や編集者やデザイナーのために、漫画家が役に立つ情報を教えます。

ご参考になれば幸いです。
項目
1.漫画原稿持ち込み

 2-1.漫画家になる第一歩

2.原稿持ち込みとは

 2-1.持ち込みは1本だけでなく数本に

3.持ち込みの手順

 3-1.アポを取って日時を決めよう

4.持ち込みの際の注意点

 4-1.アポを取って日時を決めよう

5.遅刻は厳禁

漫画原稿持ち込み
漫画家になる手段にはいくつかあります。

その方法のひとつが出版社への「原稿持ち込み」です。

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■漫画家になる第一歩
漫画家になるには資格など一切ありません。

自作の漫画が雑誌に継続的に掲載されれば、その人は「漫画家」ということになります。

出版社編集部への「原稿持ち込み」というのは、漫画家になる第一歩の手段だと思ってください。

他にも、漫画家になるにはいくつか方法があります。

「新人賞に入賞」してデビューしたり、またプロの漫画家のアシスタントをしているときに、その漫画家の担当編集者からアドバイスを受けて作品を仕上げデビューする、といった方法もあります。

ここでは「持ち込み」デビューについてご紹介します。

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原稿持ち込みとは
漫画家になりたい人は、自分ひとりだけで漫画を描いているケースがほとんどだと思います。

そして、仕上げた漫画原稿を雑誌社の編集者に見ていただくために、出版社を訪ねます。

それが「持ち込み」です。

私も、大学が秋田だったので、原稿をたくさん描いては夏休みに上京して出版社を回って持ち込みをしていました。

どうせ厳しく直されるから下描きのままでも良いだろうと思う方もおられます。

しかし、初めは礼儀としてペン入れをした完成原稿で出版社を訪問しましょう。

その方が編集者も嬉しいはずですし、その後のお互いのコミュニケーションを円滑にするためにも良いと思います。

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■持ち込みは1本だけでなく数本に
持ち込み」の際に、制作したストーリー漫画を1本だけ持っていくより、できれば数本持ち込むと良いでしょう。

もしかすると、あなたが自信のある作品より別の作品の方が良いと判断されるかもしれません。

ダメもとで多く持っていきましょう。数があれば編集者は読むのは大変でしょうが、熱意は感じてもらえるはずです。

その際に、絵柄の異なる作品を持ち込むというのも作戦だと思います。

こちらがダメでもあちらの絵が好まれるということもあるでしょう。

時には、手の空いている複数の編集者が見てくれることもあり、様々なアドバイスを受けることもできます。

編集者は毎日プロの漫画家の原稿に接していて目が肥えています。

そうした編集者のアドバイスは非常に貴重です。

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持ち込みの手順
では、「原稿持ち込み」はどのように行ったらよいのでしょうか。

まずは、「出版社に連絡を入れて訪社する日時を決める」ことから始めます。

雑誌に出版社の電話番号が載っているのでそこに電話します。

あるいは、メールという方法でも良いでしょう。

メールであれば、作品のサンプルを数点添付して送ることも可能です。

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■アポを取って日時を決めよう
なにしろ、直接編集者に会って作品を見てもらうことが大事ですから、必ずアポを取って日時を決めましょう。

出版社の多くは東京に集中しているので、都内か近県であれば持ち込みが楽だと思います。

地方に住んでいるなら、私のように夏休みなどの長期休暇を利用すると良いでしょう。

しかし、交通にかなりの時間を要するような地域であれば、事情を編集者に伝え原稿を郵送するという方法もあります。

あるいは、メールに仕上げた漫画を添付して編集者に見てもらい、後日長期休みを利用して直接編集者の意見をうかがうという方法もあるでしょう。

方法は様々あります。

そういう意味では、都内や東京近県に住んでいる方は有利でしょう。

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持ち込みの際の注意点
自分の作品の方向性と持ち込む雑誌の系統が同じである必要があります。

劇画を描いているのに4コマ雑誌の編集部に持ち込んでも意味がありません。

児童漫画を青年誌に持ち込んでも然りです。

せっかく持ち込むわけですから、その雑誌に掲載されることを目的に作品を制作する必要があります。

雑誌名を絞り、ピンポイントでその雑誌に合わせた作品を仕上げることが大事です。

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■丁寧な話し方で
また、出版社の編集者とは、できるだけ丁寧な話し方で接しましょう。

タメ口は絶対にいけません。

編集者は忙しい時間を割いてあなたの作品を見てくれるわけですから、真摯な態度で接しましょう。

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遅刻は厳禁
編集者と約束した時間に遅れてはいけません。

どうしても遅れるようでしたら、事前に理由を説明しておくか、出版社に向かう途中からでも必ず連絡を入れましょう。

礼儀であり社会人の常識です。

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まとめ
実際に漫画雑誌などで執筆しているプロの漫画家の知識は、そのまま有益な情報として役立つものばかりです。

自分史や社史、広告マンガなどを作る際にも、きっと役に立つと思います。

原稿持ち込みで大事なことは、事前に出版社とアポを取って完成原稿を見てもらうということです。

また、その作品は、出版社の雑誌に掲載することを目的として描いたオリジナルであるということです。
漫画とは
漫画の原稿料
漫画家のアシスタント
漫画原稿持ち込み
漫画家が使う1円玉
漫画家という職業
漫画家はよく手を洗う
彩色は2本の筆で
漫画とアニメについて
広告マンガについて
ペン軸を短くする
ペン軸

参考ページ→
最近の漫画事情
漫画と出版業界の昨今
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