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漫画制作事務所が日本漫画の歴史についてご紹介します。

戦前戦後の日本漫画
HOME日本漫画の歴史> 日本漫画の歴史02「戦前漫画と戦後漫画」04
穏やかな画風が主流だった戦前の漫画だが、時代は軍国主義色が強まり、次第に軍の広告的な役割を果たすことになる。

漫画家の本意ではないにしろ、少年漫画までもが軍に利用されてしまった。

漫画にとっては暗い時代だったといえるだろう。

※この記事は、とんぼスタジオ代表高橋が20年前に漫画制作事務所を立ち上げたころに書いた記事です。ほぼそのままの内容で掲載してあります。

4戦後漫画
●貸本漫画から月刊誌や週刊誌へ
戦争が終わると、関西を起点として「赤本漫画」ブームが広がった。

どうやら、表紙に赤色を使ったものが多かったので「赤本」と呼ばれたらしい。

そして、30年代には「貸本漫画」がブームとなり、劇画が台頭してきた。

40年代はそれまで月刊誌が主流だった少年誌が、週刊誌主流へと向かった。

端的に言って、戦後漫画の起点は手塚治虫であり、ブームを日本中に広げた要因は貸本漫画の普及にあったということだ。

そして、戦後漫画の主体は、常に子ども漫画だったのである。
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参考ページ→
日本漫画の歴史
北斎漫画について
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