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穏やかな画風が主流だった戦前の漫画だが、時代は軍国主義色が強まり、次第に軍の広告的な役割を果たすことになる。 漫画家の本意ではないにしろ、少年漫画までもが軍に利用されてしまった。 漫画にとっては暗い時代だったといえるだろう。 ※この記事は、とんぼスタジオ代表高橋が20年前に漫画制作事務所を立ち上げたころに書いた記事です。ほぼそのままの内容で掲載してあります。 |
4戦後漫画 |
●貸本漫画から月刊誌や週刊誌へ 戦争が終わると、関西を起点として「赤本漫画」ブームが広がった。 どうやら、表紙に赤色を使ったものが多かったので「赤本」と呼ばれたらしい。 そして、30年代には「貸本漫画」がブームとなり、劇画が台頭してきた。 40年代はそれまで月刊誌が主流だった少年誌が、週刊誌主流へと向かった。 |
端的に言って、戦後漫画の起点は手塚治虫であり、ブームを日本中に広げた要因は貸本漫画の普及にあったということだ。 そして、戦後漫画の主体は、常に子ども漫画だったのである。 |
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参考ページ→ 日本漫画の歴史 北斎漫画について 漫画の描き方講座 |
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